せいやのブログ

低浮上です。

大学3年生が終わってしまった(主に大学における機械設計製図の話)

 ブログではご無沙汰しております.せいや@seiyabeats)です.気づけば大学3年も終わってしまったので,簡単に振り返っていきたい.

 去年度(大学2年)の記事はこちら

大学

 まずは大学に関してだ.基本的には2年生と同じようなことで,専門科目の講義のほか,実験と機械設計製図(以下,製図)があった.講義もより難しくなったし,実験レポートが大変だったのは去年度と同じなのだが,大変さが大きく増したのは製図だ.ということで,製図のことを中心に述べる.

 去年度の製図は図面の見方や記号の意味などの基本的な知識のほか,図面を描くのも主に手本を見て描き写すのが主な内容であった.一方,今年度は「設計製図」の「設計」要素が入った.図面を描く機械に関して,学生ごとにそれぞれ異なる条件(大きさ,耐荷重,回転する部分の回転数など.詳細は身バレ防止のために伏せておく.)が与えられ,その条件に合うように設計・製図しなければならない.これがとても大変だった.

 設計をするにあたり,基本的な強度の計算方法や部品の選び方等は資料として与えられるが,もちろん計算をするのは自分だし,各部品間の寸法を考え,それに合わせてJIS規格の部品も選ばないとならない.計算は膨大な量になり,やり直しも多くあるため,Excelでテンプレを作ってそこに数値を入力して行なったが,それでも大変なのは言うまでもない.また,JISの規格品(止め輪,ボルト類,ブッシュなど)を用いればその部品図は描く必要がないため,積極的に規格品を選ぶようにしたが,種類が多く,常にChromeのタブが30個くらい開いていた状態だ.

 そして,ある程度寸法が決まったら構想図を書いておおまかな部品の組み合わせを確認した後,図面の作図に着手する.しかし,そこでも寸法が合わないことも多く,寸法を考え直して書き直すことが多かった.とにかくトライ&エラー,試行錯誤の連続だ(同じ意味だろ).

 さらに,設計,組立図,部品図のそれぞれができた段階で教授から審査を受けるのだが,今年度で3つあった製図のうち,一番難しい最後の製図の審査の担当教授が厳しい人だった.審査をしてもらう教授は各製図ごとで変わり,教授によって見る部分や厳しさが異なることから,ガチャ要素でもあるといえる.僕の最後の担当教授は学生間では”ハズレ”とされている人で,”審査教授ガチャ”のハズレを引いたということだ.

 そんな中でも,同じ審査担当教授の人と情報を共有するなどして,数回の再提出をなんとか乗り越え,最後には受け取ってもらうことができた.製図のスキルは置いておいて,最後まで諦めないという姿勢は身についた…と思いたい.厳しい教授だった分,得られたものもあったはずだ.

アルバイト

 アルバイトに関しても詳細に書くとバレそうなので,話したい気持ちを抑えて控えておくが,ありがたいことに今も続けられているし,大学生までは続けようと考えている.今のバイト先に出会えたのは本当に運が良かったと思う.

 

就活

 大学3年といえば就職活動をする時期である.しかし,僕は普段の大学が忙しくてなかなか就活のことを考えることができず,春休みになった今,企業の説明会を聞いたり,ESを考えたりしている.意識高い人はもう面接などをしているみたいで焦りを感じるが,僕はそこまでできなかった.まだ先が見えなくて不安であるが,なんとかなると思うしかない.

 

さいごに

 2年生と同様に,身体的にも精神的にもしんどかった3年生であった.日々見つからない生きる理由を求めながら生きる毎日であるが,来年度も死なないことを目標にほどほどに頑張りたい.

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