せいやのブログ

低浮上です。

親知らずを抜歯してから3日目までのレポート

 こんにちは。せいや@seiyabeats)です。
 みなさんはいわゆる”親知らず”はあるだろうか。今回,僕は親知らずを抜歯し,3日が経過したので,タラタラとレポートしようと思う。

 

きっかけ

 僕が親知らずを抜歯することになったきっかけは,歯列矯正をしている際に担当の歯科医に勧められたからだ。僕はそれまで親知らずとは無縁の人生を送れると思っていたが,歯のレントゲンを見ると左右の奥歯がπ/2傾いて生えており,このままだと汚れが溜まりやすいため,早めに抜いた方が良いとのことだった。通常の抜歯と違い,歯の周りを切開する手術で抜歯しないといけないため,僕がいつも通院している歯科ではできず,大きめの病院で手術をすることとなった。左右の下側2本を抜歯しないといけないが,まずは右下の1本を抜歯することにした。

 

手術当日

 いよいよ手術当日。「手術」とよばれる治療を受けるのは初めてだったので,正直ドキドキしていた。縫合をするのも初めてだ。手術前,顔に口以外を覆う布(紙製?)が被せられ,より手術感がアップ。
 素人が簡単に手術の流れを説明すると,麻酔(歯茎部分のみ)→抜歯する歯の周りを切開→抜歯する歯の頭の部分を削る→抜歯→止血→翌日に消毒という流れだ。歯茎の部分の痛みは麻酔で抑えられるものの,抜く時の張力による痛みはあるから,首にしっかり力を入れて覚悟をしておいてと言われた。それである程度は覚悟していたが,

想像以上にめっちゃ痛かった。

思わず,いや,「痛いという意思表示をしないといけない」と思い「あ”あ”ぁぁっ!!」と声を出してしまった。抜く前の,歯を削る時の匂いも例えようがない嫌な匂いできつかった。とにかく痛いの一言だ。痛がる僕に声をかけていただいたのが幸いだった。声かけ大事だしありがたい。余談だが,全身麻酔をして一回で3〜4本も抜く人は生きて帰ってこられるのか?とかも思った(歯科医さんの腕を悪く言うわけではありません)。
 さらに,親知らずを抜いた箇所は結構膿んでいたと言われた。抜歯前,特に痛みは感じていなかったが,虫歯が広がるのは時間の問題だっただろう。
 そして,手術は30分ほどで終了した。痛い時に飲む痛み止めの薬と,抗生物質(アモキシシリン)が処方された。

 

手術当日の夜

 次の山場は抜歯をした日の夜だった。手術後に一回痛み止めは飲んだが,夜は抜歯した部分が痛すぎて辛かった。今思い返せば,痛み止めを飲んでおけばよかったのかもしれない。寝ようと思っても寝れないし,動画を観る気なども起きず,とりあえず音楽を聴きながら横になっていた。当然,手術時の痛みほどは痛くないが,それでもかなり痛かった。いつもより早めに横になったが,ようやく寝れるようになったのは3時ごろだった。

 

手術の翌日から3日目

 手術の翌日には,消毒をしに再び病院へ。消毒のみなので10分くらいで終了。消毒時には痛みは治まっていたが,これからまた腫れるかもしれないと言われた。しかし,幸いにも3日が経過した今も,激しい痛みは感じていない。そして,うがい薬が処方された。よくあるイソジン系のものではなく,青紫色のものだった(アズノールうがい液)。
 抜歯した部分の痛みは治まったが,次に辛いのは食事だ。麻酔が切れた段階で食事はしてよいことになっているが,まだ口を半分以上開けると痛い上,縫合した部分が切れると怖いことから,栄養ゼリーのみで生活している。これが,すでにつらい。世の中の食べ物がすべて飯テロだ。手術をした日から1週間後に抜糸なのだが,その頃には痛みと腫れは治まっているのだろうか…。

 

最後に

 親知らずの抜歯が痛いとはよく耳にしていたが,実際に,人生で一番痛いと言っていいほど痛かった(そもそもそんなに痛い怪我をした経験はないが…)。少なくとも手の骨折よりは痛い。親知らずで学校を一週間近く休んでいる人を見ると「抜歯だけでそんな休むものなのか」と正直思っていた部分もあったが,これは休めるなら一週間ほど休んだ方が良いと感じた。僕はちょうど夏休み期間中に抜歯したので良かったが,2本目の抜歯は大学の後期が始まってからになると考えると不安だ(夏休み中で良かった反面,このせいで夏休みを無駄に過ごして損した気分でもある…)。
 また,担当してくれた歯科医の方や,薬剤師の方には感謝だ。僕は理工学部なので関係はないのだが,改めて凄さやありがたさを実感し,いつも以上に「現場で活躍している人はカッコいいな」と感じた。
 最後に,今回の抜歯でかかった費用は,後に控える抜糸を抜いて,薬代も含めて約5,000円だった。もちろん個人によって差はあると思うが,手術だからと言ってとても高額というわけではなかった。一般的には生え方が良くない親知らずは早めに抜いた方が良いと言われているため,この機会にできて良かった。いやー,でも本当に痛かった。あまり情けないことは言っていられないのだが,これがもう一回あると考えると怖いし嫌すぎる…。といわけで,最後まで読んでいただき,ありがとうございました。

 

twitter.com